目的
Futuristコミュニティのネットワークが広がり、宇宙エレベーター協会元理事の島崎氏とともにディスカッションを行う。島崎氏もFuturistコミュニティへJoin。
今後、Futuristコミュニティでは、各自のテーマに関連するパーソンとの交流・見識共有などを行なっていきます。
やっていたこと(2021/9/5)
- 宇宙エレベーター協会および成層圏タワー構想についてディスカッション
- Futuristディスカッション・ネットワークの拡大
- その他
<参加者> ・島崎さん ・のっちさん ・Sho T(高橋 翔) ・遠藤さん ・福岡さん ・長田さん ・ナツキさん ・ハヤトくん <宇宙エレベーター> ・静止衛星軌道(36000km)→無重力に基地を作る ・そこからケーブルを地球に下ろす ・地球1周が4万kmなので相当高い ・おもりは10万kmの高さに軌道 ・太陽系内なら燃料なしで移動可能に(地球の自転/公転力などを利用) ・火星に行ったり、木星に行ったり、惑星開拓 ・ロケット打ち上げの1/100のコスト ・経済・環境の限界は地球大気圏内であることを打破する ・太陽エネルギーも最大限に活用可能へ ・1895年ツィオルコフスキーさん ・1991年カーボンナノチューブを発見 ・2007年宇宙エレベーター協会(競技会開催など) ・2012年大林組が宇宙エレベーター構想を発表 ・2015年アメリカで宇宙法 ・宇宙に出た人50年で600人→これから ・宇宙に運ぶコスト1kgが100万円程度 ・コストが下がれば宇宙開発進む<課題> ・ケーブルがまだ存在しない ・地上からのエネルギー補給方法 ・ケーブルが切れた場合 ・降雪・降雨に対応した装備 ・落雷の可能性対策 ・建設コスト(何兆円?) ・権益集中への対策 <なぜ宇宙エレベーターが必要か?> ・隕石など災害リスクへの対策(1億年に1度?) ・地球環境内に制約が縛られることのリスク(環境問題・社会問題・経済問題など)<最先端> ・中国軍は宇宙エレベーターを2045年までに作るというアナウンス ・インドからもコンタクトあり(競技会) ・アメリカは不明(停滞?) ・ドイツは法律で高さ制約だがやる気はあり ・日本はクライマー1200mで世界記録 <他の星から作るという発想は?> ・火星に宇宙エレベーターなど(重力が地球より弱いので材料制約が下がる) ・月に宇宙エレベーターという話は実際に出ている<成層圏タワー構想> ・階層型のブロックを積み上げてタワーを建設 ・ブロック内の成分を変えて重力を小さくすることで、宇宙エレベーターを可能にする ・質量は上がるが、順次地上から積み上げ式で建設していくことができる ・今の状態だと着手が始められないので、これなら着手を始められる? ・六角柱の巨大なブロックを膜構造で作り、風の影響が大きい高度では段階的に細く構築 ・1辺10mの正六角形、1000m毎に板を設置、 ・5000m以上はロボットが作業 ・重量やサイズは別紙 ・始発駅は高さ20km付近、成層圏で太陽光発電、宇宙観測、宇宙ホテル ・10分の1の六角柱からテスト開始したい ・技術的には今すぐにでも作り始められる ・膜構造の中心に空洞を作って、そこで既存技術のエレベーターで1000m単位に床を作って伸ばしていく ・膜の外側は後楽園ドームの外側のような材質イメージ ・まずは20kmあたりまで上げる。そこから宇宙エレベーターへ ・気球関連のコア人物が集まるサークルがある ・JAXA元所長などもいるため、そこから現実的なケース作りを始めるところ ・スケジュールはこれから ・成層圏タワーは物理的に地上から作るものなので、避雷針を作れる、雲がなくなる高度(20km)まではこれでいければ、その先は宇宙エレベーターに繋げられる ・成層圏への足がかりとして成層圏タワーをやりたい
雰囲気
Futurist(フューチャリスト)コミュニティについて
Futuristが集まるコミュニティ。「未来は “待つ” ものではなく “歩む” ものである」を掲げる。都内複数拠点で月1程度で活動。slackやZoomでは日常的に交流。現在(2021年11月時点)異ジャンルのFuturistが28名関与。各々がバックキャストするFuturist活動の相互支援やFuturism探求の視察・企画・共有会なども実施。
Futuristに参加するには?
- 「お問い合わせ」フォームより、ご連絡をお待ちしております。