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メタバース等で「世界創造(DIY)」が可能になってきた
昨今再び話題となっているメタバースですが、Futurist(フューチャリスト)界隈でも、その「世界創造(DIY)」としての可能性を目の当たりにしてきました。
例えば、以下のようなことを、非エンジニアでもノーコードベースで行うことができました。(実績)
- メタバース文化祭の開催[2021年10月10日]
- メタバース美術館[著名アーティスト連携 / 120枚展示]
- メタバース広告[企業14社と連携]
- 小中学生講座「3Dプログラミングを体験しよう!」[プレ反響大→全12回実証実験]
- SCBイノベーションアカデミー[地域イノベーションへの活用 → DXシンポジウム]
- コロナ禍における演劇シミュレーションでのメタバース活用[擬似体験]
- プロトタイピング・シティ実験[メタバース初詣 / 調印式]
- 現実の物理法則に縛られない空間体験アート[実験中]
※メタバースクリエイタープラットフォーム「Roblox(ロブロックス)」等を活用
リアルとバーチャルの融合的世界観のDIYへ
上記のような背景から、「リアルとバーチャルの融合的世界観」が生まれてきました。いわゆる、仮想空間上の体験にリアリティが増してきており、「時には現実の代替に」、「時には現実の補完に」、「時には現実では不可能なことを可能に」する文脈の兆し、です。
さて、これは大きな文脈として読み取ると、「メタバース」という言葉に “とらわれてもいけない” 気がしてきました。仮にメタバースと呼べないものであっても、大きな文脈としてリアルとバーチャルの関係性が変化してきており、その点が重要であると考えられます。
そこで、「リアルだけでなくバーチャルも含めた『世界創造DIY』を行う複数のコミュニティの連合体」として、『バーチャル街づくり連合』につながる流れが生まれました。
「バーチャル街づくり連合」とは?
現在、8団体 / 合計約750名で、ゆるい連帯が始まっています。
今後、関係コミュニティは増加していくであろう予定となっています。
初期の連合は以下のような、民主的・DIYクリエイティブ型のコミュニティ等が並んでいます。
これまで、それぞれが、それぞれに「世界創造(DIY)」のようなことを行っていましたが、ゆるい連帯となって、まるでお隣さんのように繋がり、時に相互作用しながら展開をしていこうという連合です。
具体的には、複数の “参加型のコミュニティ”(DIY/クリエイティブ)が集まる「コミュニティ連合」として、ニューテクノロジー(メタバース・ノーコード・AI・Web3.0など)を活用してリアルとバーチャルを多層的に結びつけていく実験『バーチャル街づくり連合』を行なっていきます。
各コミュニティの”実績”や、バーチャル街づくり連合の”特徴”とは?
既に2021年までに、それぞれのコミュニティで、メタバースを活用したアーティストとの連携(メタバース美術館)、企業との連携(14社のメタバース広告)、AIの活用(AIキャラクターを介したコミュニティ活性化)、Miro革命(仮想上に個人個人が本屋を持ち交流等)、NFT実験(アート作品等)、リアル街づくり(熊本や東京)などを実施済み。(各々実績)
各々の活動が「お隣さん」のように並列となり、少しずつ化学反応を起こしていくイメージです。
基本的に、厳密な目標や計画を立て、KPI管理していくようなスタンスは考えていません。
どちらかというと、「発酵」にも近い形で、自然的なカオス状態から生まれる “何か” をプロデュースしていくイメージとなります。ある意味で想定するプロセスはアート的と言えるかもしれません。
特徴としては、以下の3つを考えています。
- アート/DIY/クリエイティブ
- ニュー・テクノロジー
- 未来社会
非常に民主的、かつ融合的、な側面があるため、その実現のために「ニュー・テクノロジー※」の活用を想定しています。(※メタバースやAI、ブロックチェーン等々の新技術)
幸い、テクノロジーは私たちに「創造性」の力を与えてくれています。一昔前は何百人が組織立たなければできなかったことが、一人一人でもできるようになってきました。
組織だった秩序は美しいですが、現代の私たちは、社会のルールを守り、非常に規律だった環境に生きています。しかし、それは時に、我々を枠の中に閉じ込め、求められなければ / 指示されなければ何もできない、といった「クリエイティブ性の欠如(非独立性)」を生んでしまう反面もあります。
そこで、創造性の力を補完する「ニュー・テクノロジー」の活用により、極端に枠内に押し込める秩序から時には外れて、それぞれが自由に輝く、全体から見たら「カオスの面」をもう一度取り戻しても、社会が成立するようになってきているのでは、と仮説しています。
なお、メタバースやノーコード、Web3.0などの新たな手段を用いて、合理的プロセスだけでなくアート的なプロセスをうまく融合するスタイルは、未来社会の形成につながるプロトタイピングになるのでは、とも考えています。
そのような可能性を視野に入れつつ、少しずつ取り組みを始めていくことになりそうです。
「バーチャル街づくり連合」に参加するには?
入り口を現在整備中です。
一旦、「Robloxで世界を創ろう!@コミュニティ」のSlack でコミュニケーションを取っています。
毎週火曜21時〜、連合のもくもく会を開催しています。
興味のあるコミュニティや個人の方は、上記Slack内で気軽にお声掛けください。
現在バーチャル街づくり連合関連で、まとまっているドキュメント
Notionまとめ(整理中)
コンセプト資料
Futurist(フューチャリスト)コミュニティについて
※Futurist(フューチャリスト)コミュニティは、バーチャル街づくり連合の一員です。
Futurist(フューチャリスト)が集まるコミュニティ。「未来は “待つ” ものではなく “歩む” ものである」を掲げる。都内複数拠点で月1程度で活動。slackやZoomでは日常的に交流。各々がバックキャストするFuturist活動の相互支援やFuturism探求の視察・企画・共有会なども実施。 [ 活動内容の参考は こちら ]
Futurist(フューチャリスト)コミュニティに参加するには?
- 「お問い合わせ」フォームより、ご連絡をお待ちしております。